鳥取県特産の二十世紀梨の皮をむいて、その長さを競う催しが開かれました。

この催しは鳥取県倉吉市にある「鳥取二十世紀梨記念館」で毎年、この時期に開かれていて、県内外から合わせて20人が参加しました。
参加者は、プラスチック製のナイフを使って、1分間でどれだけ長く皮をむけるか競います。

司会の合図に合わせて、一斉にむきはじめ、手際よくむく人もいれば、途中で皮が切れてしまう人もいて、会場の声援を受けながら真剣な表情で挑戦していました。
測定の結果、70センチを記録した米子市の女性が優勝し、1位から3位の3人には賞品として二十世紀梨が贈られました。
優勝した米子市の40代の女性は「鳥取生まれ鳥取育ちなので優勝できてうれしい。実の真ん中より少し上の部分から少しずつ慎重にむくことがコツです」と話していました。
優勝した女性と一緒に参加した40代の夫は「皮むきはふだんピーラーを使っていますが、梨を回すように動かしながらむいたらうまくいきました。農家の人に感謝しながら、おいしく食べたい」と話していました。