제목   |  祇園井特 「団扇持つ美人図」 ありのままの「美人」現る 작성일   |  2020-05-11 조회수   |  2235

 

 

 

 

 

 

 

 

祇園井特 「団扇持つ美人図」 ありのままの「美人」現る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りりしい眉、太い首。大きな顔に二重まぶたがくっきり。すらりとしたうりざね顔の美人画が並ぶなか、この一人だけ、生身の人間に近い。まるで当時の芸妓(げいぎ)が目の前に現れたかのようだ。

 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開幕を迎えないまま中止となった本展。本来なら、多くの人がこの「美人」の前で足を止めただろう。江戸時代の絵師らが手がけた肉筆美人画約80件の中で、ひときわ目を引くからだ。

 

 19世紀初頭、江戸では喜多川歌麿や歌川豊春らが、理想の美を追求した美人画で人気を博した。一方、京の井特は、女性をありのままに、美化せず描くことにこだわったといわれる。

 

 

 

 

 


リンク:https://mainichi.jp/articles/20200511/dde/012/040/015000c

 

 

 

 

 

 

 

[単語]

 

 

 

 

 

1.祇園井特(ぎおん せいとく):江戸時代の京都の浮世絵師。
2.団扇(うちわ):手で扇いで風を起こす道具の一種。
3.りりしい:きりっとひきしまっている。
4.まぶた:眼球をおおって開いたり閉じたりする皮膚。
5.うりざね顔:瓜の種に似て、色白・中高で、やや面長 (おもなが) な顔。/ 오똑한 코에 희고 갸름한 얼굴
6.生身: 現に生きているからだ。
7.芸妓(げいぎ):歌舞や音曲などで、酒宴の座に興を添えることを業とする女性。
8.肉筆:印刷・複製などでなく、本人が実際に手で書くこと。

 


 

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