
9月21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、東京 新宿区でお笑いコンビの「ガンバレルーヤ」が一日警察署長として自転車に乗る際のヘルメットの着用などを呼びかけました。

JR新宿駅前の広場で開かれた催しでは、はじめに新宿警察署の佐藤雅一 署長が「新宿は1日に数百万人が行き交う国内有数の交通拠点です。一人一人が交通ルールを守り、譲り合いの気持ちを持つことが事故防止に直結します」と呼びかけました。
そして、一日警察署長に委嘱されたお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のまひるさんとよしこさんが署員とのトークショーを行い、自転車の蛇行運転に危険を感じたエピソードなどを交えながら、8月末までに都内で起きた人身事故のうち、半数近くが自転車が関わる事故であることや、ヘルメットを着用していないと着用した時のおよそ1.8倍死亡する割合が高くなることなどを学んでいました。
このあと2人は、集まった人や駅の利用者に自転車につける反射材を配って、ヘルメットの着用などを呼びかけていました。
秋の全国交通安全運動は今月21日から10日間行われ、警視庁は各地で指導や取締りを強化することにしています。