前線を伴った低気圧の影響で、高知県内では10日から11日にかけて広い範囲で雨が降り、高知市でもおよそ50日ぶりに雨が観測されましたが、周辺のダムの貯水率は依然として低く、市は引き続き市民に節水を呼びかけています。
気象台によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、高知県内では10日から11日にかけて広い範囲で雨が降り、高知市でも降り始めの10日夕方から11日夕方までに8ミリの雨が降りました。
高知市で雨が観測されたのは、去年12月21日以来、およそ50日ぶりだということです。
一方、高知市などに水を供給している
▽仁淀川上流の大渡ダムの貯水率は、12日午前0時の時点で3%
▽鏡川上流の鏡ダムの貯水率は、12日午後3時の時点で32.39%となっていて
いずれも低い状態が続いています。
高知市は深刻な渇水が続いているとして、市民に対して
▽洗濯の回数を減らしてまとめて洗うこと
▽風呂でシャワーの水を出しっぱなしにしないこと
▽食器は紙などで油を拭き取ってから洗うこと
など引き続き節水への協力を呼びかけています。
「減圧給水」始まる 臨時給水所の開設も

高知市は、12日から水道水の水圧を下げる「減圧給水」を始めました。
市によりますと、市内で「減圧給水」が行われるのは1998年以来で、市は水が出にくくなるおそれがある5地域で、臨時の給水所を開設する作業を進めています。

このうち、高知市北竹島町の市営住宅の敷地では、12日朝、市の職員が給水栓にホースをつないで蛇口から水が出るか確認したり、飲用水に適しているかどうか調べたりしていました。
市は12日中に5か所すべての給水所を開設することにしていて、周辺の住民に対して、水の出が悪くなるなどした場合には水を入れる容器を持参のうえ、給水所を利用してほしいと呼びかけています。