제목   |  [9/14] 宇宙への道が鳥取砂丘から始まる 작성일   |  2023-09-05 조회수   |  16259

 

 

 

「宇宙への道が鳥取砂丘から始まる」



プロジェクトに参加する地元企業は熱い期待を寄せます。

宇宙分野の実証実験を行う拠点施設が完成。

どうして鳥取砂丘なのか?

人口が全国で最も少ない鳥取県が力を入れるねらいは?

(鳥取放送局記者 大本亮)

鳥取砂丘と月が結びつく理由

7月7日、鳥取市の鳥取砂丘に、宇宙分野の実証実験を行う拠点施設が完成しました。

その名前は、「ルナテラス」。

 

 

「ルナ」は「月」を、「テラス」は「庭園」や「プラットフォーム」を意味するほか、「鳥取の未来を月が照らす」という意味も含まれています。

鳥取砂丘の西側にある鳥取大学乾燥地研究センターの敷地内に整備された、およそ5000平方メートルの「ルナテラス」。

平らな砂地をはじめ、砂の斜面などがあり、月面の環境を想定した実証実験を行えるようになっています。

 

 

 

では、なぜ、鳥取砂丘と月が結びつくのでしょうか。

月面の広い範囲は、細かい砂で覆われていることが知られています。

この細かな砂が、月面探査車をはじめ、さまざまな機械を詰まらせ、故障の原因などになるおそれがあるといわれています。

探査車が、月面の砂が降り積もった起伏のある場所を走行する場合、どのようにすれば安定して動かせることができるかが、月面開発において重要だと指摘されているのです。

鳥取砂丘は、起伏に富み、月面と似ている点があるといわれています。

こうした条件を備えた広い土地は国内にはほかにありません。

そこに注目した鳥取県が4000万円あまりをかけて整備を進めたのが「ルナテラス」です。

月面ではゴム製のタイヤは使用できない

鳥取県によりますと、すでに宇宙ビジネスに携わる複数の企業から「ルナテラス」を利用したいと依頼が来ています。

その1つが大手タイヤメーカーの「ブリヂストン」です。

すでに月面探査車に搭載するためのタイヤの開発を進めています。

 

 

 

 

タイヤの表面はゴムではなく、金属を編み込んだ特殊な加工が施されています。

昼は110℃、夜はー170℃と、200℃以上もの寒暖差があるとされる月では、ゴム製のタイヤは使用できないといわれています。

このタイヤメーカーでは、これまで広い砂地を備えた実験施設がなかったため、海辺などでテスト走行をしていました。

しかし、塩水で濡れたり、ゴミが落ちていたりして正確な実験データを収集することが難しかったといいます。

「ルナテラス」は、開発の大きな後押しになると考えています。

 

 

リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230905/k10014180941000.html

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