東京―福井は1万5810円 北陸新幹線の新区間料金を発表
JR西日本とJR東日本は22日、来年3月16日に開業する北陸新幹線の金沢―敦賀間の料金を発表した。東京―福井は1万5810円(普通車指定席)で、東海道新幹線から米原で在来線特急を乗り継ぐ現行ルートより890円高くなるが、最短の所要時間は24分短い2時間51分となる。
両社が同日、国土交通省に認可申請した。東京からの料金は小松1万4600円、加賀温泉1万4930円、芦原温泉1万5590円、越前たけふ1万6140円。終点の敦賀は1万6360円で、現行の米原経由より2540円高くなり、最短の所要時間も28分長くなる。
1列3席でアテンダントの接客サービスがある最上級席「グランクラス」は、東京―福井を3万2040円、東京―敦賀を3万2590円とする。
関西方面は、在来線特急から敦賀で北陸新幹線に乗り継いだ場合、大阪―金沢は9410円。現行の特急を使った場合の料金より1620円高くなり、最短の所要時間は22分短くなる。このほか、大阪―福井7290円(現行比1150円増)、京都―金沢7720円(同700円増)、京都―福井5930円(同900円増)となる。
中京圏からは名古屋―金沢が9080円(同1620円増)、名古屋―福井6960円(同1150円増)など。
JR西日本は、新幹線と在来線特急を乗り継ぐ場合の割引を来年3月16日利用分から廃止することも発表した。(久保智祥)
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