プロ野球のロッテから大リーグのドジャースにマイナー契約を結んで移籍した佐々木朗希投手が開幕シリーズのベンチ入りメンバー26人に入ることが発表され、大リーグ昇格を果たしました。
大リーグの今シーズンの開幕戦となるドジャースとカブスの試合が18日夜と19日、東京ドームで行われます。
ドジャースはこの開幕シリーズ2連戦のベンチ入りメンバー26人を発表し、大谷翔平選手や山本由伸投手とともに佐々木投手がメンバー入りし、大リーグ昇格を果たしました。

高校卒業後にロッテに入団した23歳の佐々木投手は、史上最年少で完全試合を達成したほか、プロ野球の日本選手最速に並ぶ球速165キロをマークしました。
このオフ、大リーグの20球団による激しい争奪戦の末、ドジャースとマイナー契約を結びキャンプには招待選手として参加していました。
オープン戦では2試合に登板していずれも無失点に抑えるなど結果を残し、ロバーツ監督は19日の開幕シリーズ第2戦で先発登板させることを明言していました。
一方、大谷選手は今シーズン投打の二刀流での復帰を目指していますが、ピッチャーとしての調整はペースを落としていて、開幕シリーズは「二刀流」ではなく「指名打者」としての登録で迎えることになりました。
チームの主力のベッツ選手はベンチ入りのメンバーには入ったものの、体調不良で開幕シリーズの2試合は欠場することが決まっています。
対戦相手のカブスも鈴木誠也選手と今永昇太投手が26人のベンチ入りメンバーに入ることが発表され、6年ぶりに日本で開催される大リーグの開幕シリーズでは日本選手5人がプレーする見込みです。