제목   |  [07/15] 松山 道後温泉本館 5年半ぶりに全館で営業を再開 작성일   |  2024-07-11 조회수   |  29670

松山 道後温泉本館 5年半ぶりに全館で営業を再開

2024年7月11日 14時44分 愛媛県

大規模な保存修理工事が行われていた松山市の「道後温泉本館」が5年半ぶりに全館で営業を再開し、朝から大勢の観光客などでにぎわっています。

 

松山市の観光名所で国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」は、耐震化などのため2019年から一部で営業を続けながら大規模な保存修理工事が進められてきました。

 

 

 

11日は5年半ぶりに全館で営業が再開され、あいにくの雨にもかかわらず午前6時の開館前から観光客や地元の人などおよそ50人が列を作りました。

そして本館屋上の「振鷺閣」に設置された「刻太鼓」が打ち鳴らされ開館時間になったことを知らせると、待ちわびた人たちが次々と入っていきました。

全館での営業再開にあたっては、本館3階にあった従業員用の部屋を新たに貸し切りの休憩所として利用できるようにしたほか、入浴券のデザインなども一新されました。

10日午後10時ごろから並んだという20代の女子大学生は「お湯につかってすがすがしい気持ちになり、並んだかいがありました。また来たいと思います」と話していました。

新設された貸し切りの休憩所を家族で利用した松山市の男性は「再開の初日は特別感があってよかったです。道後温泉本館は湯上がりに休憩できる点も好きで、家族でゆっくりできる休憩室はありがたいです」と話していました。

 

 

松山市道後温泉事務所の杉村幸紀所長は「新型コロナなどを乗り越えて再開の日を迎えられ、多くの人に来ていただけたことは本当にありがたいです。道後の新しい歴史を築いていきたいです」と話していました。

 

地元の商店街もにぎわいを期待

道後温泉本館が全館で営業再開したことを受け、地元の商店街もさらににぎわうことを期待しています。

 

 

道後温泉本館前にある道後商店街では、11日も午前中から観光客などが訪れ、名物のだんごを食べたり土産を購入したりしていました。

福井県から訪れていた30代の男性は「家族や職場へのお土産をついついたくさん買ってしまいました。今回は1人で来ましたがまた誰かと一緒に道後を訪れたいです」と話していました。

商店街の老舗菓子店の70代の女性は「早く再開してほしいとこの日を待ちわびていました。温泉に入って道後商店街で買い物をすることで、リピーターになってもらえるような商品を提供していきたい」と話していました。

 

 

道後商店街振興組合の石田匡暁理事長は「本館の工事前には観光客が減って大きな損害が出るという懸念もありましたが、いまは海外からの観光客も増えているのでここからがスタートだと思って頑張っていきたい」と話していました。

 

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